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2019/11/26 18:07
T : ”海賊の歌(12”)”の後に、”海賊盤 - LOST CLASSICS -“ がすぐにリリースされたよね。
これは本来FUNKARATTからリリースされるはずの10枚目のアルバムだよね。
C : 制作している段階でACEにもずっと聞いてもらっていて、
すごい気に入ってくれていたから2人でどうにかリリースしようって話になって。
マスタリング前のデータしか自分は持っていなかったんだけど友人の130beatsにマスタリングをしてもらって、
しっかり聞ける状態までもっていってもらった。
SUGAR CRACKが仮録りでもある程度のところまで仕上げてくれていたので
紆余曲折しつつもなんとかリリースまでもっていけたのは本当に良かったと思ってる。
本当はお蔵入りしているはずだったアルバムなのでタイトルは”海賊盤 - LOST CLASSICS -“ とACEと2人で考えて決めたね。
T : METEORくんとのアルバム”喰う寝る飲む出す”もリリースされたけどこの作品はどうやって作っていったのかな。
C : 自分がダメだった時期からしばらくMETEORくんとも疎遠になっていたんだけど、
やっと復活してきたなって位にたまたま渋谷FAMILYでMETEORくんに遭遇して、
なんか一緒にやりたいって話をしたんだよね。
そしたらMETEORくんも乗り気になってくれて。
自分の知名度もまだまだだったし色んな人に知ってもらいたいと思ったのもあって、
”RESTART”は一旦寝かせて、METEOR&CHIN-HURTZのアルバムを出そうかなと。
たくさんのアルバムを作ってきて、ありきたりなテーマにはマンネリしてたのもあるし
METEORくんとなら自分も刺激をうけるだろうと思って(笑)
今でも月1回くらい一緒にスタジオに入って2曲ずつ作ってる。
METEORくんにはその場でトラックを聞いてもらってその場で書いてもらってて。
事前にトラックを送ってもちゃんと聞いてくれなかったりするから(笑)
それでも必ずヤバいバースを書くし、やっぱりすごいラッパーだなーといつも思うよ。
とりあえずMETEOR&CHIN-HURTZに関してはMETEORくんはラップだけやってもらってて、
基本テーマやビート選びはおれが決めているんだけど”悪霊退治"に関してはMETEORくんの案だね。
「悪霊のことなら無限に書ける」って言われてスタートして今はまだリリースされていない作品を含めてもうPT.14まで出来てる(笑)
METEOR&CHIN-HURTZに関してはとにかくスピード重視で、
その場のノリをパッケージすることにこだわってやってる。
アルバムも半年くらいで作ったかな。
T : そこはリスナー側からしても2人が遊んでいる感じがとてもわかるよね。
3へ続く。