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2019/11/26 18:16

T : 今回リリースされたアルバム”RESTART”はどんなコンセプトで作っていったの?


C : RESTARTはSUGAR CRACKがいなくなった後、1人ぼっちになった後の物語というか、

KLOVALへ加入してそこから再出発した自分の話が中心。

“海賊の歌”の後に、Yasterizeがプロデュースしてくれたタイトル曲の”RESTART”が出来て

そこから他の曲もどんどん書けるようになったんだよね。

T : 前の作品に比べて明るい曲もかなり多くあると思うんだけどこれは自分の心境の変化も現れているのかな。

C : もちろんそれはかなりあるかな。今回はいままでの作品よりもより外へ向かって書いた曲が多いね。

ネガティブも自分自身で照らしていかないとなって考えになったのもあって。

それこそHIPHOPを普段聞かないような人にも聞いて欲しいと思ってる。

前は同業者に響く曲だったり、身近な友達への曲が多かったけどいつもそれだと自分も飽きてしまうから。

メンタルが良くなってきたのもあってより色んな人が楽しめる作品をっていうのは心がけていたかな。

前と同じようなアルバムにはしたくなかったし、どのアルバムでも違う面を出していきたいなって思ってる。

アルバムとして統一感のあるものが好きなんだよね。

T : FEAT勢とトラックメイカーの人選はどうやって決めていったの?

C : もちろん音楽をやっている上でレベルが高いのはもちろんだけど、

落ちている時期も含め周りで支えてくれていた仲の良い人が多いかな。

自分の身の回りで尊敬し合える人をメインにした。

Yasterizeとは結構2人で会ったりして、どういう感じでミックス、マスタリングしたいかとか、

具体的にこのアルバムに近い感じにしたいとか、

音楽性を徐々に擦り合わせていったのも印象に残ってるね。

だから、その時は俺もこうして欲しいとか、Yasterizeの方からもここは直してくれとかお互い意見をぶつけ合ったよ。

でも今に至っては、特に何も言わずミックス、マスタリング頼めば1回で、俺のイメージにピッタリの仕上がりにしてくれてる。

“RESTART”はYasterizeとACEのおかげで完成できたのもあって

そういう意味でもKLOVALって自信を持って言える作品に仕上がったかな。

もちろんSMOKIN’とおれの色は全く違うけど、

良いものを作ろうとしてる姿勢は同じだしそこへの協力はしっかりしてくれるからありがたいよ。

T : 11枚目の作品にして最初の全国流通ってのも本当にすごいと思うよ。

アルバムをリリースしたばかりだけど今後の予定は?

C : METEOR&CHIN-HURTZの2ndアルバムが実はもう出来ていて、それを2020年の春ぐらいにはリリースしたいかな。

アルバムのほとんどが悪霊退治なんだけど(笑)15曲のうちの8曲が悪霊退治。

あとは”最後の娯楽”について歌った曲があって、

METEORくんが「おれは小便が好きだから、最後の娯楽は小便だ。何故ならお金がかからないから」っていわれてその曲を作った。(笑)

他の曲も相当エッジが聞いてるから楽しみにして欲しいな。

トラックはICE MINT、PIERROT KIKUCHI(NORMANDIE GANG BAND)、山崎貴史(INFERNO CIRCUS/DA'AT RECORDS)、

フューチャリングは鎮座DOPENESS、ダースレイダー、Chika-C、CANDLE、回鍋肉(見世者小屋/KLOVAL RECORDS)でだいぶ豪華だね。

自分のソロももう4曲くらいは出来てるからそれもいずれリリースしたいかな。

あとアルバムの表題曲である”RESTART”のMVも近々UPされるよ。

T : それは楽しみすぎる面子だね。どんな科学反応が起きてるか想像できない(笑)

最後に人生に影響を与えた3枚を教えてもらおうかと思うんだけど。

C : これはすごい悩むんだけど、、

1枚目は「Dr.DRE / 2001」だね。

これは今聞いてもかっこいいし聞けば聞くほど味が出るね。

アルバムトータルの完成度がずば抜けてるなって。

2枚目は「EDAN / BEAUTY AND THE BEAT

だいぶマニアックだけど自分がアルバムを作りはじめた時にすごい影響されて

アイスラッガーの時のアルバムはかなりこれを参考にしたかな。

3枚目は「JAY-ZのBLUE PRINT」。

全てがほんとにかっこよかった。

ジャケの青写真からもうヤバいでしょって。内容も最高だし出た当時はひたすら聞いたね。

他にもBUDDAH BRAND、ZEEBRA、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDとか日本のHIPHOPももちろん大好きだったよ。

T : 質問はこれで最後だけど、なにか伝えたいことはあるかな。

C : このインタビューにしろなにかのきっかけで自分のアルバムに辿り着いてもらえたらうれしいな。

きっとおもしろい作品になってるので是非聞いてください。

後はレギュラーで出演してる”GIANT”にも遊びきて声をかけて欲しい。

かなりおかしくなった自分が見られると思うからぜひ(笑)

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CHIN-HURTZの各作品はTHISONEにて発売中です。

こちらのインタビューを読んで気になった方は是非CHECKしてみてください!

ということで一発目は終了です。

インタビュー以外にも色々UPしていけたらと思っているのでよろしく御願いします。

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