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2020/09/21 08:03

T : Gothamはどうやってトラックを作ってるの?


Z : シンセサイザーはトライトン、シーケンサーはプロツールズですね。

基本的にはサンプリング中心ですね。アプリも使ったりしますけど、

そこで作ったパーツをプロツールズに流し込んで完成まで持っていく感じです。

とGothamが言っていました(笑)。


K : Gothamのトラックメイクの様子を見てると、

今の時代は何を使っても良いんだなって思いますね。

昔はMPCじゃないととか形式に変にこだわったりするところがあったと思いますけど

今はそういうところよりもアウトプットしたもののみで勝負かなって。


T : いまはiPhoneとかiPadで作ってる人たくさんいるもんね


K : 自分も実は今回のトラックはiPadのみですね。

Gothamの作ってるところを見てても電車とかで携帯いじってて渋谷着くころには一曲出来てるみたいな。

そういうのを見てて、自分もイメージが思い浮かんだときにiPadでさくっと叩いたのがSupa Shortyですね。


T : 結構プリセット音源そのまんま使ってるの?


Z : むしろプリセットで勝負する事で自分っぽくなるかなってすら思ってますね。

プリセットってもしかしたら王道なんじゃないかなと。

ファレルとかもそういうことぜんぜんするじゃないですか。

それでもかっこ良く仕上げるっていうのがHIPHOPだなって。

既存にあるものを新しく見せるっていうのがすごくHIPHOP的だなって思ってます。


T : KLOVAL RECORDSからリリースの経緯はどう決まったの?


K : 全て含めてそうなんですけどそれも直感ですかね。

KLOVALから出したいって思うんだけどどうかな?

って言ったときにZooyaがおれもそう思ってたよって言ってくれて。

それでSMOKIN’のACEくんに相談しに行きました。

自分たちだけの力では完結できないなって思ったんですよね。

そこはEP出してよかったなってところなんですけど。

足元がしっかりしてるところで自分たちの良さを引き出してもらいたいなって。

なのでKLOVALに頼むのは自然な流れでしたね。


T : KLOVAL RECORDSの今までのアーティストとはちょっと毛並が違うからZoologicalpeaKの王道な雰囲気は意外だと思う人もいるのかなって思うんだけどそういう所は気にならなかった?


K : KLOVALのアーティストは多種多様ですけどみんな超HIPHOP好きじゃないですか。

身近な人達だし、そういう芯を知ってたんで、そこならおれたちが入る隙間がまだあるんじゃないかなって思っていたので自分達的にはすごい自然なんですよね。


Z : 自分もKLOVALから出したいってのをKNGO君に相談しようと思ってたんですよ。

そしたらKNGOくんから連絡が来て。

僕はFLY OVERの衝撃が本当にでかかったんで。

すごい無気力だった自分に力をくれたってイメージが頭から離れなかったので

頼むなら絶対KLOVALにお願いしたいって思ってましたね。


K : イベントもそうですけどそういった町田のシーンの良さをZooyaから気づかされる部分がありますね。

レベルが高いのにみんな中に居るから当たり前すぎて気づいていないというか。

外から見たときの凄さみたいなものを教えてもらう時があります。


T : 確かにそう聞くと流れ的には自然なのかもしれないね。KLOVALの足りてなかったピースって気もするし。

ところで二人ともRAP,DJを両方やってるけどそれに関して良い所とか悩む部分はあるかな?


K : 元々はありましたね。

けどDJに関してもやっていくうちに自信が出てきたし元々RAPにも自信はあったんで

続けていくうちに評価してもらえるようになってきましたね。

良く思わない人にチクチク言われることもありましたけど(笑)。

さっきも話しましたけどある時からHIPHOPに通じる事ならなんでもやりたいって思いが強くなったんですよ。

RAPが出来るならDJもやれるでしょ、ビートも作れるでしょってどんどんトライする感じが自分らしいかなと思ってます。

DJの現場でZooyaとも再会できたし。


Z : 自分はRAPしててもDJしてても精神がHIPHOPなんで特別な区別したりはしてないですね。RASTAみたいに。

特に固定概念は置かないでかっこよければ良いって思ってますね。

音楽やってなくてもHIPHOPな人っていますし。

こうだからこうって変なこだわりは持たないようにしてますね。


T : HIPHOP的な部分で言えばお互い地元の地名がよく曲中に出てくるけどそれぞれのHOODについてどう思ってるか聞かせて欲しいな。


Z : さがみ野や海老名にはクラブ、ライブハウスってのがないので

特にシーンとかもなかったので自分は本厚木に行きましたね。

地元に自慢できるような物があまりなくて、実際マイメンって呼べるような人も外にいるって感じですね。


T : おもしろい場所はないの?


Z : 本当に自分的にはSKUNKぐらいでしたね。

もうなくなってしまって、なくなる2年くらい前から行きだしたんですけど。

そこ以外に地元の思い出はあまりないですね。

ブラックミュージックに触れたいって思いで外に出ちゃったので地元の思い出は中学生くらいまでですかね。

高校の友達のコネクションで本厚木DAZZに行くようになったのでそっちの方が思い入れは強いかもしれないです。

最近になって町田みたいな環境は素晴らしいなって思ってます。

そのお店にいけば誰かしらいて、みんなで酔っ払ってってこの年になってそういう遊び方がすごい楽しくなってきました。


T : KNGO的に町田はどう?


K : え〜。町田は良い街だ。


Z : 。。。

K : ZOOYAと違って良い話ばかりしてしまいそうですね。。

音楽で言ったら元々レベルが高いし、カルチャーも育ってるし、

色んな人が集まる街ですしね。

後は地元の人達が本当に町田を愛してるってところが良いですね。

ただそこに甘えて飲まれちゃってた部分もあると思います。

今は外に目を向けてもっと人を引き寄せたいって思いますね。

良い所だからこそもっとそうしないとなってそこもZooyaと話して気付かされたところですね。


T : 町田で好きな場所とかはあるかな?


K : 一番はやっぱりTHISONEですよ(笑)。

まぁそれを抜きにすると、

元109前の交差点が自分世代の青春かなって思います。

あとは初めてラップした場所なんでFLAVAですかね。

今度リリパもありますし、節目はあそこって感じですね。


T : 好きな飯屋とかはあるの?KNGOが外食してるイメージってあまりないんだけど(笑)。


K : やまと屋は家族が好きなんで結構行きますかね。

あとは、、、揚州商人。

考えたら好きなお店は結構なくなっちゃってますかね。

一番鶏、初、おんどり、、

あれ、焼き鳥屋ばっかりですね。

飯屋じゃないんですけどお勧めスポットはあかね台ですかね。

てかそれも横浜市ですけど町田を眺めるには最高の場所ですね。


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